AutoCADの基本的なコマンドを学習しましょう。
代表的なものを選んでいるので、まずはここで紹介しているコマンドを使いこなせるようにがんばってみてください。
コマンドの使い方はある程度規則性があります。
左クリックでコマンドを選んで、右クリックで決定する。
いろいろ便利な使い方も紹介しているので最後まで読んでみてくださいね。
いろいろな図形
ポリラインで作図した図は一つの図として取り扱われます。
例えば線分コマンドを使用して作った四角形は一本一本が個別の線ですが、ポリラインで作図されると一つの図形ということになります。
ポリラインで作図する一番のメリットは作図された図形が一つの図形として取り扱われることです。一連の動作で線分や円弧も使うことができるのでかなり便利なコマンドです。
ポリラインを描くためのアイコンです。クリックしましょう
まずは適当に図形を描いてみましょう。
最後は始点でEnterします。
任意の場所で左クリック。
二点目左クリック、三点目左クリック、好きなだけ描いてみてください。
一つ前に戻るにはuを入力してEnterで戻ることができます。
気の済むまで左クリックしましたか、最後に始点で左クリックして、この状態でEnterをすると一つの図形の状態になります。
ちなみでAutoCADではスペースキーもEnterとしての役目をはたせます。
右手でマウスを扱っているときは左手でスペースキーを押すと良いでしょう。
出来上がった図形をクリックしてみると一つの図形になっていることが分かります。
図形をクリックしたときに現れる四角いボックスにグリップといいます。
ポリラインで作成した図形はプロック(一つの固まった状態)ではないので、このグリップをクリックすると変形することができます。
グリップをクリックして動かしたらこんな感じになりました。
いろいろ試してみてください。
ポリラインを起動するとはじめは線分になっていますが、これを円弧に変えることが出来ます。
線分の中に円弧を混ぜてみましょう。
ポリラインを開始します。
まずは任意のラインをひいてください。
次に入力で a とします。(arch=円弧)
円弧を書ける状態になりますので、適当なところで左クリックをしてみてください。
こんな感じになりましたか。
さらに入力で l とすると線分に戻ります。(line=線分)
最後に始点をクリックしてEnter(スペースキー)で終了です。
一つの図形になっているか確認してみてください。
線分l、円弧aの切り替えでいろいろな図形を作図することができます。
いろいろ試してみてください。