AutoCADの基本的なコマンドを学習しましょう。
代表的なものを選んでいるので、まずはここで紹介しているコマンドを使いこなせるようにがんばってみてください。
コマンドの使い方はある程度規則性があります。
左クリックでコマンドを選んで、右クリックで決定する。
いろいろ便利な使い方も紹介しているので最後まで読んでみてくださいね。
いろいろな図形
AutoCADで作図するためのいろいろな図形を紹介したいと思います。
一つ一つの図形の描き方を覚えていろんな応用をきかせていろんな図形をかけるようにしましょう。
下の画像がAutoCADで描ける図形です。
■Aは円、楕円、楕円の円弧を利用して書いています。
■Bは四角形と多角形を利用しています。
■Cは雲マークです。
■Dはポリラインを利用しています。
では早速Aの図形を書いて見ましょう。
円を描くためのアイコンです。クリックしましょう
入力cでもokです。(設定によっては異なっているかもしれません)
任意の場所で左クリック。
自動的に円が描かれます。
右クリックはEnterの意味があるので、右クリックをすると適当な大きさの円が出来上がります。ですが今回はきちんとした距離をもった円を描いて見ましょう。
直径や半径を指定したいときは直接距離を入力しなければいけません。
コマンドウィンドウがこのようになっていると思います。
そのまま5と入力すれば半径が5の円、D(小文字でもok)と入力してEnterの後に5と入力すると直径5の円が描かれます。
r=radius(半径)
d=diameter(直径)という意味です。入力のときは全て英語になります。
次に楕円ですが、円の描き方と似たような感じです。
楕円を描くためのアイコンです。
楕円は円と違いx方向の直径の長さと、y方向の直径の長さが異なるので、両方の距離を入力しなければなりません。
まずアイコンをクリックして、任意の場所で左クリックします。
最初にx方向の距離、100と入力します。(直径は200になります)、次にy方向の距離50と入力します(直径は100になります)。
このような感じになります。
うまくできましたか。
次に楕円を使って円弧を描く方法ですが、実際私の会社では電気図面などで次のような使い方をします。
右の長方形のものが分電盤で丸いものがコンセントとしてワイヤーが分電盤にのびているという表現です。(実際は別の記号を使用します)
こういう図を描くときに楕円を使った円弧を利用しています。
多少慣れの必要な作業になりますが、興味があれば一度挑戦してみてください。
このアイコンを使用します。
まず長方形に向かうラインをイメージします。
これには慣れが必要です。
ではアイコンをクリックして
1点目、2点目、3点目とイメージした楕円形の上を左クリックしていきます。
これで楕円が出来上がります。
次に円弧の始点を指定します。
この部分で左クリックをします。
後は適当なところで終点としてもう一度左クリックで終了です。
このような感じです
最後に個別に用意した三角形を付け加えて終了です。
おつかれさまでした
慣れの必要な作業ですが、慣れてしまえば一連作業を5秒ほどでできるようになります。
練習あるのみです。