AutoCADの基本操作なのですが、線分やコピー、オフセットなどの基本的なコマンドを始める前にいくつかの基本的は操作を学んでおくと良いでしょう。
基本的なことではありますが、基本的なことを使いこなせていけばcadで図面を作図していく上ではとても作業がスムーズに進めていけるようになります。
選択した図形を解除する（1）
製図や修正をするとき、修正に必要な図形を選択するわけですが、例えば選択する図形より選択しない図形が少ないとします。
そう場合は全ての図形を選択して必要のない図形を解除したほうが効率が良いですよね。
例えば下の図で選択したい図が黄色の長方形だとします。
こういう場合『図の選択方法（左から右から）』で紹介した方法どちらを使っても中にある赤い長方形が含まれてしまいます。
こういった場合選択した図形を解除する方法を知っているととっても便利です。
ではさっそくはじめてみましょう。
ヘアクロスカーソルで全ての図形を選択します。
図形を選択すると選択された図形がハイライト表示になります。
各図形の四隅にある四角いポイントです。
これをグリッドといいます。
見えやすいように白色に設定しています。
では今選択されている赤色の図形を解除しましょう。
Shiftキーを押したまま解除したい図形を選択します。
このような状態になります。
赤い図形はグリッドは残っていますが、ハイライトが解除されています。
そのまま削除をしてみましょう。
Deleteキーを押すと削除になります。
選択が解除された赤い図形だけが残りましたね。
うまくいきましたでしょうか
選択した図形を解除する（1）はここで終了です。
ですがもう一つのケースの『選択した図形を解除する』を紹介したいので別ページを用意しました。
あまり画像を多用するとページが重くなってしまうので、お手数ですが、２ページに分けました。
選択した図形を解除する（2）をごらんになりたい方は続けてお進みください。
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