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では引き続きオブジェクトスナップの設定方法を紹介します。
前回はスナップアイコンを使っての種類ごとに図形のどのような位置にスナップされるのかを紹介しました。
今回は使い勝手のよい設定方法を紹介します。
スナップの設定
オブジェクトスナップとは図形上の正確な位置をとるための補助的機能です。
作図前にスナップを起動しておけば、あとは毎回設定する必要がないので煩わしさがなくなります。
設定は簡単です。
コマンドウィンドウの下にあるステータスバーをみてみてください。
*AutoCAD LT2005です
簡単に説明しますが、左側から
- スナップ:指定した間隔にカーソルを制約する働きをします。
- グリッド:画面上に参照点として配列されます。
- 直交モード:オンにするとカーソルが水平・垂直と制限されます。
- 極:オンにすると指定した角度に制約を受けます。
- ONSNAP:図形の端点や中点などにカーソルを吸着させます。
- 線の太さ:画面上の線の太さを調節できます。
- モデル:モデル空間、ペーパー空間の切り替えを行えます。
今回はOスナップがメインになりますので、それ以外は、後日改めて詳しく説明します。
上の画像をみてみると、浮き出た感じと、へこんだ感じものがあります。
スナップ、グリッド、極、線の太さは浮き出た感じですね。今オフの状態になっているということです。
逆に直交モード、ONSNAP、モデルはへこんだ状態になっています。これはオンになっている状態です。
では、早速オブジェクトスナップの設定をしてみましょう。
【設定方法】
ONSNAP上で右クリックをしてメニュから設定を選択します。
(「ツール」メニューから「作図補助設定」を選択することもできます)
すると作図補助設定のダイアログが表示されます。
私の場合めんどくさがりなのでとりあえず全て選択で全てのスナップにチェックを入れています。(必要のないものはチェックをはずしましょう)
前回紹介した↓コチラのスナップを一括に設定できるので↑の方法が便利だと思います。(ケース・バイ・ケースですが便利な方法をとってみてください)
オブジェクトスナップのオン・オフは『F3キー』でも切り替えることができます。
このほうが便利です。