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「作図ウィンドウの色を設定」でも紹介しましたが、AutoCADの作図は色のついた線や円などの図形を使用します。
設計図面の印刷のときは線に太さをあたえなければいけません。その線の太さが色によって決められているのです。
今回は印刷スタイルの設定の仕方を紹介します。
印刷スタイルの設定
実際の設計図面をごらんになったことはあるでしょうか。
建築図面の断面図なら断面されている部分を太めに描き、機械図面の詳細図なら重要な部分を少し太めに描くなどして、図面にメリハリを与えています。
私は以前2級建築士の勉強をしていたことがあります。
2次試験は手書きで図面をおこすのですが、力の入れ方や製図用の鉛筆の使い方で数種類の線の太さを表現することを学びました。
この数種類の線の太さの使い分けは結構cadでの作図のときにも役立っています。
これはcadの操作というより図面を書くための知識のようなものですね。
当サイトはAutoCADの操作方法を紹介するサイトなので詳しくは説明しませんが、設計に興味のある方は一度建築士の学習をすることをオススメします。図面を描くための表現方法などが学べます。
では話を戻しますが、ではどのようにして印刷のスタイルを設定するのかをご紹介したいと思います。
印刷スタイルの設定
先ほども少し話しましたが、印刷の際の線の太さは色によって設定されます。
AutoCADで作図するときこのようなカラーの線を使用します。
これは一部で全部で255色あります。
(ただし実際には数種類しか使用しません。これが代表的なカラーです)
それぞれの色に太さを割り当てます。
【設定方法】
いろいろと方法があるようですが、私が行っている方法を紹介します。
まずは印刷のアイコンをクリックします。
印刷-モデルダイアログが表示されるので「印刷スタイルテーブル」から新規作成を選択します。
↓
ゼロからスタートを選択し次へをクリックします。
↓
ファイル名を入力
とりあえず今回は「test1」としました。
印刷のとき分かりやすい名前をつけると良いでしょう。
次へをクリックします。
↓
印刷スタイルテーブルのエディタをクリック
↓
印刷テーブルエディタが表示されました。
次へ続く→印刷テーブルエディタ