AutoCADの基本的なコマンドを学習しましょう。
代表的なものを選んでいるので、まずはここで紹介しているコマンドを使いこなせるようにがんばってみてください。
コマンドの使い方はある程度規則性があります。
左クリックでコマンドを選んで、右クリックで決定する。
いろいろ便利な使い方も紹介しているので最後まで読んでみてくださいね。
鏡像(ミラー)
鏡像もcad初心者の方にはあまり聞きなれない言葉でしょう。
ただ字のごとく鏡のようなコマンドです。
つまり一方の図形を鏡に移ったように反転させるのです。
指定した対称軸を境にして、複写反転、移動反転をすることができます。
鏡像のアイコンです。
@アイコンクリックしてコマンドを起動します。
A図形を選択します。→Enter
B対称軸を基準としてミラー反転しますので、基準となる対称軸をイメージします。
青色の直線は対称軸をイメージしたものです。(実際はありません)
Cイメージした対称軸の一点目と二点目を左クリックします。
クリックは1点目、2点目でも2点目、1点目でもどちらでも大丈夫です。
とりあえず対称軸になる境界線をクリックしてください。
D二点目のクリックが終了するとコマンドウィンドウに次のような質問が表示されます。
元の図形を削除するにはy、そのまま残すのであればnを選択します。
私は元の図形を残したいので n を選択しました。
↓こんな感じになりました。
うまくいきましたでしょうか。
こんな鏡像の利用法もあります。
対称軸は必ずしも水平垂直とは決まっていません。
斜線などでも可能です。
次の直角三角形を45度の対称軸でミラーしたいと思います。
↓こんな感じになりました。
鏡像になっているので回転のコマンドではこうはなりません。
便利な操作方法なのでぜひ覚えておいてくださいね。